スポンサーリンク


子どもの絵本でおなじみの「こぐまちゃんえほん」シリーズ。「しろくまちゃんのほっとけーき」「こぐまちゃんのみずあそび」は1度読んだことのある方も多いでしょう。

 

こぐま社のウェブサイトより

 

その作者である、わかやまけん(1930-2015)さんの展覧会が2021年の7月から開催されます。展覧会ではこぐまちゃん作品はもちろん、わかやまさんが手がけてきた仕事の数々も紹介されるとのこと。

アマシン
こぐまちゃんファンには必見の展覧会!

この記事は2021年の7月から開催されるわかやまけんさんの展覧会の詳細と、彼が生み出した「こぐまちゃん」シリーズの魅力について紹介します。

展覧会は名古屋から全国各地へと巡回


展覧会のタイトルは「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」。出版社であるこぐま社の会報誌「こぐまのともだち」に掲載されていました。

会報誌「こぐまのともだち」より

 

没後6年にして初めての、わかやまさんの仕事を網羅する内容となっているそうです。

 

会場は「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で7月22日(木)~8月2日(月)まで開催されます。
ジェイアール名古屋タカシマヤは名古屋駅に直結しているのでアクセスが便利。新幹線・JR・名鉄・近鉄・地下鉄の各路線を結んでいるので行きやすいです。

そしてジェイアール名古屋タカシマヤでの会期終了後は、全国各地を巡回する予定!

現在(2021年3月)まで明らかにされているのは、

・2021年11月27日(土)~2022年1月23日(日)
北九州市立美術館分館(福岡)
・2022年3月19日(土)~2022年5月15日(日)
ひろしま美術館(広島)
・2022年7月2日(土)~2022年9月4日(日)
世田谷美術館(東京)

展示内容や入館料などはまだ未定(2021年3月時点)。
情報が分かり次第、この記事にアップしていきますのでぜひチェックしてください!

(2021年5月21日追記)
→こぐま社の公式サイトで展覧会の概要と展示内容が発表されました。
・ジェイアール名古屋タカシマヤでの会期は、
7月22日(木)~8月2日(月)
ジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場
10時~19時30分(20時閉場)※最終日は16時30分まで(17時閉場)

(2021年6月18日追記)
→入場料は、
一般:1,000円(800円)/大学・高校生:800円(600円)/中学生以下:無料
( )内は前売りおよび団体10名以上の割引価格です。
前売りは、7月21日までセブンチケットローソンチケットチケットぴあBoo-Wooチケットで購入できます。

また、ジェイアール名古屋タカシマヤ特設サイトの画面を入場券売場で提示すると100円引きに!(2名まで)
ぜひ活用してくださいね。

展示内容は、
・こぐまちゃんえほんシリーズの、リトグラフや原画
(「こぐまちゃん おはよう」「しろくまちゃんのほっとけーき」などの初公開作品もあり)
・「きつねやまのよめいり』「おばけのどろんどろん」シリーズなど約30冊の絵本のリトグラフの原画、雑誌の表紙原画や資料→約230点を展示

わかやまさんの絵本作家人生を総括する内容になっています。初公開の作品展示もあるので、とても楽しみですね!

(2021年6月18日追記)
→ジェイアール名古屋タカシマヤ会場で販売されるグッズやイベントについて明らかになりました!
グッズはこぐまちゃんです。
・ぬいぐるみ(S:1,760円)(M:2,530円)
・ヘアゴム各種(550円)
・マスキングテープ各種(550円)
・ダイカットタオル(550円)
・ランチ巾着(1,100円)
・マルチホルダー各種(495円)
・こぐまちゃんマグカップ(わーい)(990円)
・しろくまちゃんほっとけーき靴下セット(子ども用/13~18cm/3足セット)(1,320円)
・おやさいクレヨンぬりえセット(3,520円)
・こぐまちゃんえほん50周年記念「しろくまちゃんのほっとけーき」手刷りリトグラフ(各29,700円)

特典として、グッズを2,000円以上買った人には、「こぐまちゃんえほんシール」がもらえます!
こちらのシールは非売品です。ぜひゲットしたいですね!
(各日先着100名限り、1人各日1回限り)

 

またイベントとして、
・こぐまちゃんと記念撮影:7/24土曜・7/25日曜・7/31土曜・8/1日曜
※各日午前11時~・午後1時30分~、各回先着25組
・たのしいおはなし会:「しろくまちゃんのほっとけーき」他
※7/22木曜祝、午前11時~・午後2時~。各回先着15組
……がおこなわれます。イベントも楽しみたい!という方は、日程を確認して来場しましょう。

絵本のこぐまちゃんは誕生50周年のロングセラー


絵本の「こぐまちゃん」シリーズは1970年に発売されました。シンプルなストーリーかつ可愛い絵柄と鮮やかな色合いが、子どものみならず親世代にも人気を集めています。

全15作品の中でも一番の人気が「しろくまちゃんのほっとけーき」で、累計約330万部(2020年10月時点)。次いで「こぐまちゃんとどうぶつえん」「こぐまちゃんのみずあそび」と続きます。

アマシン
こぐまちゃんは2歳の男の子だよ。しろくまちゃんは同い年の女の子で、ご近所さんという設定!

「しろくまちゃんのほっとけーき」は、しろくまちゃんとおかあさんがホットケーキを焼くお話。

見開きページのホットケーキを作るシーンは我が家の娘も大好きで、ままごとセットを出して一緒にホットケーキを作る真似をしています。

ホットケーキの焼き上がる様子が可愛いです

 

作者のわかやまけんさんは、こぐまちゃんシリーズを作る上で、この見開きページにかなり力を入れたそうです。こぐま社の小冊子「こぐまのともだち」によると、

製本の都合上、「こぐまちゃんえほん」シリーズは真ん中だけがカラーの見開き2ページになります。ここをどういう絵にしようかというのが、毎回、最大の課題でした。絵本にはドラマが必要で、クライマックスをこの見開き2ページにうまくもってこなければいけません。

こぐま社の会報誌「こぐまのともだち」より引用

わかやまさんは、こぐまちゃんのデザインに苦心したそうです。
例えばこぐまちゃんの耳はコンパスで描いたものではなくフリーハンドです。また輪郭線は太いサインペンで描いたと思われがちですが、実は「2ミリの幅をとって描いた2本の細い線の間を墨で塗りつぶす」という手法で描いています。

何気ない輪郭線にもこだわりが…。(「こぐまちゃんおはよう」より)

 

2020年には、こぐまちゃんが誕生50年を迎えました。Twitterではファンが「#こぐまちゃん50周年」のタグを付けて、祝福のツイートをしました。

多くのママパパに愛されていることが分かりますよね!

グラフィックデザイナー出身のわかやまさんは、時代が流れても変わらない普遍的な絵本づくりを追求していました。
だからこそ、発刊から50年を経ても多くの人に愛され続けているのでしょう。

こぐまちゃんのファンは今年の展覧会をチェック!


ここまで「こぐまちゃんえほん」シリーズの作者、わかやまけんさんの展覧会の概要と、「こぐまちゃん」の魅力について紹介しました。

展覧会の内容を下にまとめます。

タイトルは、
「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」

日程と会場スケジュール
・2021年7月22日(木)~8月2日(月)
「ジェイアール名古屋タカシマヤ」(愛知)
・2021年11月27日(土)~2022年1月23日(日)
「北九州市立美術館分館」(福岡)
・2022年3月19日(土)~2022年5月15日(日)
「ひろしま美術館」(広島)
・2022年7月2日(土)~2022年9月4日(日)
「世田谷美術館」(東京)

※入館料は未定。
(2021年6月18日追記)
→「ジェイアール名古屋タカシマヤ」の入場料は、
一般:1,000円(800円)/大学・高校生:800円(600円)/中学生以下:無料
( )内は前売りおよび団体10名以上の割引価格です。
前売りは、7月21日までセブンチケットローソンチケットチケットぴあBoo-Wooチケットで購入できます。

展覧会の詳しい内容はまだ明らかにされていませんが、タイトルに「絵本作家・わかやまけんの世界」とあることから、こぐまちゃん以外のわかやまさんの作品についても触れられるかもしれませんね。

 

こぐまちゃんファンは心待ちにしておきましょう。
展覧会の詳細が分かり次第、この記事にアップしていきますのでお楽しみに!

 

おすすめの絵本レビュー記事はこちらをどうぞ!「しろくまちゃんのほっとけーき」も紹介しています。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事