この記事は子どもの危険から身を守る「ベビーゲート」のおすすめ商品を紹介します。
メーカーからいろいろなタイプのベビーゲートが販売されていますが、「どれが自分の家に合うか分からない」と悩むママパパさんも多いはず。
そこでネット検索で上位にヒットする4社のベビーゲートをピックアップしました。
ここで紹介するのは次の4社。
・カトージ「ベビーセーフティオートゲージ」
・ニトリ「スチール製 侵入防止ゲート」
・西松屋「SmartAngel シンプルフェンス」
それぞれの性能や使い勝手、価格などを徹底比較しました!この記事がママパパさんにとって、ゲート選びの参考になればうれしいです。
この記事の目次
ベビーゲートを設置するべき危険スポットはここ!
ベビーゲートは、赤ちゃんが「はいはい」や「つたい歩き」を始めるまでに用意しておきたいアイテムです。
どんどん動きが活発になると「いつの間にここまで移動したの??」とビックリするはず。行動範囲が広がるほど、親にとって立ち入ってほしくない危険な場所も増えます。
だから、そうなる前にベビーゲートの設置は絶対にしておくべき!
特に設置したい危険スポットは、
・他の部屋との間仕切り
・浴室への入り口
・玄関への通路
・階段付近
段差がある場所や、火の元・水回りの付近は特に危険です。
ベビーゲートを選ぶ前に準備しておくこと
まずは家の中をじっくり観察して、子どもにとって危険な場所がどこか洗い出しましょう。
取り付ける場所を決めたら、設置スペースのサイズ(幅)を測ります。
基本的にベビーゲートを固定する方法は、
・つっぱり式の柵を壁に取り付ける
・ネジ式の柵を壁に取り付ける
この3種類で、ゲートによって仕様が異なります。
例えば「ネジ式」の場合、壁に固定できるか材質を確認しておきましょう。固定するのが難しいなら「床置き」もしくは「つっぱり式」のゲートになります。
メーカー別おすすめベビーゲートを紹介
ここからはネット検索で上位にヒットするベビーゲートを順に紹介します。
家の構造によって、取り付けられるベビーゲートは変わります。サイズや壁の材質を確認した上で、お住まいに合ったゲートを見つけてください。
日本育児のおすすめのベビーゲート
ベビーゲートやベビーサークル、チャイルドシートなどの幼児関連アイテムを揃えている日本育児。
ベビーゲートの種類も豊富で、置くだけタイプ、つっぱりタイプ、ねじ止めタイプがあります。
ここで紹介するのは「おくだけドアーズ」。
名前のとおり、置くだけタイプのベビーゲート。部屋の使いたい場所へ簡単に素早く設置できます。ネジ止めが要らないので壁を傷つけずに済みます。
・M…設置可能幅:約75~約126cm
・L…設置可能幅:約75~約178cm
※高さはすべて約70cm
パネルをつなぐジョイントは30度ごとに角度調節が可能で、工具を使わずに取り付け・取り外しができます。
固定しないとゲートが倒れやすいのでは?と思いますが、おくだけドアーズは前後どちらに揺すってもしっかりロック状態を保つカバー型ロックを採用。倒れにくい設計になっています。
ドアを開くときはロックボタンを押しながら持ち上げるだけ。子どもには開けにくく、大人には開けやすい絶妙な仕様です。
また扉は前後に開閉でき、約90度で開けたままに固定できます。荷物を持ち運んだり子どもを抱っこしてゲートを通るときに便利。
幅広のスペースに設置できるので、キッチンとリビングの間に取り付けるママパパさんが多いようです。
ゲートの色は内装に合わせやすいナチュラルとダークブラウン。
「おくだけドアーズ」の評価について、ネットで調べてみました。(楽天市場のレビューより)
早く買えば良かった
開閉は引っ掛かる時もありますが、だからと言って特別難しいわけでもないです。
ナチュラルな部屋なので、ベビーゲートですが違和感なく馴染んだ気がしてます。高い買い物でしたが、買って良かったです。
無題
ただキッチン入り口にはドアがあり、突っ張るタイプのゲートが設置できず、こちらを選択しました。片方だけ90度折り曲げ、L字で設置したところ、サイズがぴったりでした。結果満足しております。
サイトには、曲げれる部分と直線となる部分の長さが、わかりやすく書いてあると購入者は検討しやすいと思います。
こんなものかな?
組み立ては女性1人でも20分程で可能でした。使用してみて、良いところは子供がキッチンへ入ってこれなくなったところと、木製なのでインテリアを崩さず見映えがとても良いところです。子供は揺らすことはできますが、移動させることはできません。デメリットは子供が揺らすと壊れないもののかなりガタガタするのと、子供が揺らすことによって繋ぎ目の手で回せるネジが緩むので10日に1度は閉め直さなければいけないところです。商品の下にゴミや埃が入り込むので、持ち上げて移動させてから掃除をしています。
価格はSが12,700円、Mが16,800円(Amazon調べ)と少し割高ですが、レビューにもあるとおり設置が簡単で頑丈な作りです。
→おくだけドアーズを見てみる
カトージのおすすめベビーゲート
カトージはベビー用品を豊富に取り揃えているメーカーです。
ベビーゲートの取り扱いも多く、現在9種類をラインナップ。(2020年8月時点)
我が家でもカトージ製の「ベビーセーフティオートゲージ」を愛用。この記事に掲載されている写真です。
設置がしやすいつっぱりタイプ。双方向に扉が開き半自動で閉まるオートクローズ機能もついています。
・通常サイズ…設置可能幅:75~85cm
※高さはすべて79cm
扉は子どもに開けにくく、かつ両手でつかんで揺すったぐらいではびくともしません。つっぱり部分が壁に密着しているのでゲートがズレにくいのがいいです。
価格はスリムタイプが3,600円前後、通常サイズが5,200円前後。機能が充実していて本体も頑丈。それでこの価格はかなりお得。
幅の狭い設置場所にも取り付けられるのもうれしいポイント!一般的に取り付け幅が70cm~に対応したゲートが多い中、「ベビーセーフティオートゲージ」は、67cm幅から対応しています。
「ベビーセーフティオートゲージ」の評価について、ネットで調べてみました。(楽天のレビューより)
使いやすい
他の押して持ち上げて開けるタイプはよく見ますが、結構めんどくさいのでこちらにしました。すべて白色というのも決め手でした。オートロック機能も便利です。扉が90度で止まるのも便利です。
賃貸なので柱を傷付けないように、滑り止めゴムを買ってつけて使用しています。
他のレビューで閉める音がうるさいという指摘がありますが、子供が寝てるときは開けっぱなしにして使うし、閉めるときはそっと閉めれば全然問題ないと思います。買ってよかったです。
無題
「ベビーセーフティオートゲージ」をもっと詳しく知りたい!という方は、こちらの記事をご覧ください。
ニトリのおすすめベビーゲート
「お、ねだん以上のニトリ」でも、オリジナルのベビーゲートを取り扱っています。
「スチール製 侵入防止ゲート」は、子どもやペットの危険防止に有効なアイテムとしています。※このゲートはニトリのネット限定商品です。
・高さ:76.5cm
オプションの拡張フレームを使えば95cmまでの幅に対応できます。
両端をつっぱって固定させるタイプのゲートです。色はホワイト。扉は両開きで、途中で扉が止まる開放機能が付いています。半自動で閉まるオートクローズ仕様です。
ベビーゲートに必要な機能は一通り揃っています。こちらも3,686円と求めやすい価格。
気になるのが「スチール製 侵入防止ゲート」の評価。ネットで調べてみましたが、ユーザーのレビューがまったく見当たらずでした。
評価について判断が難しいところですが、形状が同じタイプのカトージ製と比べると、専門メーカーのカトージの方が性能面で分がある印象を受けました。またカトージの場合、公式サイトで会員登録すればより安く買えるので、価格面においても大きなアドバンテージがあるかなと思います。
西松屋のおすすめベビーゲート
全国チェーンで子ども向け用品を販売している西松屋。ママパパにはおなじみのショップですね。
西松屋では、プライベートブランド「SmartAngel」からオリジナルのベビーフェンスを販売しています。
・M…設置可能幅:90~130cm
・L…設置可能幅:130~185cm
・高さ:60cm
ゲートではないので、開閉用の扉はついていません。親が簡単にまたげる高さ(60cm)です。
フェンスはメッシュ生地。向こう側が透けて見えるので、子どもの動きを常に確認できます。色はブラウンとグレー。
価格も手ごろで、Sが1,999円、Mが3,199円、Lが4,199円。「最低限の機能があればいい」「とにかく子どもの出入りを防ぎたい」というご家庭にはピッタリなアイテムです。
「SmartAngel シンプルフェンス」の評価について、ネットで調べてみました。(楽天市場のレビューより)
強度あり
無題
扉がついていないので身長が低いとフェンスをまたぎにくい…というレビューが見られました。
一方でフェンスが丈夫で安心して使える、という意見も。
→SmartAngel シンプルフェンスを見てみる
ベビーゲートは日本育児・カトージ製のものを選ぼう
ここで紹介した4つのベビーゲートを表にまとめました。
商品名 | 設置可能サイズ | 価格 |
おくだけドアーズ(Sサイズ) | 幅約75~約126cm | 12,700円 |
---|---|---|
ベビーセーフティオートゲージ(スリム) | 幅67~75cm | 3,657円 |
スチール製 侵入防止ゲート | 幅75~85cm | 3,686円 |
SmartAngel シンプルフェンス(Sサイズ) | 幅60~90cm | 1,999円 |
いずれも「子どもに開けにくい」「扉が双方向に開く」といった機能を持っています。
その中でもおすすめと感じたのが、日本育児の「おくだけドアーズ」。幅広なスペースに対応し、また置いて設置するタイプなので、壁の取り付けが難しい場合にとても便利です。
カトージとニトリのベビーゲートは価格的に同じですが、ゲートの耐久性や使いやすさを比べるとカトージの「ベビーセーフティオートゲージ」に分があります。購入者のレビューも多く、両腕でゆすってもびくともしないほど頑丈にできているという声もありました。
もっとシンプルなものでいい!というママパパさんは西松屋の「SmartAngel シンプルフェンス」がおすすめ。扉はついていませんが価格が安く、フェンスとしての機能も高いです。
ベビーゲートは「はいはい」「つたい歩き」を始める前に用意しておくと、いざとなったとき慌てずに済みます。ぜひご家庭に合ったベビーゲートを見つけてください!